プログラムを中心とした個人的なメモ用のブログです。 タイトルは迷走中。
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2016/06/29

Linuxの後にWindowsをインストールしてデュアルブートにする

update2020/01/18 event_note2016/06/28 15:32

今まで Windows をインストールした後に Linux をインストールしていたのですが、Windows10へのアップグレードでいろいろあったので、初めて Linux をインストールした後に Windows をインストールしてみました。

しかし、前者の場合だと何も考えなくても上手くいったのですが、後者の場合は Windows インストール後にブートローダーに OS の選択画面が表示されず、Linux が起動できなくなってしまいました。
その際の対処方法です。

環境

  • Linux Mint 17.3 Mate
  • Windows10 Pro

やったこと

まず Linux Mint のインストールを行いました。(パーティションの変更もこのときに行いました。)
次に Windows 10 のインストールを行いました。
ちなみにもともと Windows 10 は Windows 8.1 からアップグレードしたものですが、ISO イメージをダウンロードしていつでもクリーンインストールできるようにしていました。
Windows 10 インストール後は OS の選択画面が表示されず、Windows が勝手に起動するようになってしまいました。
そこで Ubuntu の LiveDVD を使用しました。

Ubuntu 起動時に F6 を押します。
するとメニューが表示されます。
さらに F6 を押すと、その他のオプションとしてメニュー下部に以下のようなブートコマンドが表示されます。

file=/cdrom/preseed/ubuntu.seed boot=casper initrd=/casper/initrd.gz

このコマンドの

boot=casper

を起動したいパーティションに変更します。
私の場合は以下のように変更しました。

root=/dev/sda1

これで Linux Mint が起動するはずです。
Linux Mint が起動したら端末を起動し、以下のコマンドを入力します。

sudo update-grub2
sudo grub-install /dev/sda

これで Windows を含めたブートレコードが生成され、起動時に選択できるようになります。